C大阪内定FWが3戦連続の豪快弾! 長崎総科大附、前年王者の青森山田を1-0撃破

前半24分、FW安藤瑞季がドリブル突破から3戦連続得点で長崎総科大附が勝利

 今年の高校サッカー最大級の注目株、J1セレッソ大阪内定の長崎総科大附FW安藤瑞季が3戦連続得点となる豪快ゴラッソを叩き込んだ。3日に行われた全国高校サッカー選手権3回戦、長崎総科大附(長崎)対青森山田(青森)の注目の一戦は、安藤のゴールによって1-0で勝利。長崎総科大附が前年度王者の青森山田を撃破した。

 ルヴァンカップと天皇杯の二冠を獲得したC大阪に内定している長崎総科大附の安藤に加え、対戦相手の青森山田にはJ1ヴィッセル神戸内定のMF郷家友太、J2モンテディオ山形内定のFW中村駿太が所属し、会場となったフクダ電子アリーナには多くの観客が詰めかけた。注目を集めた試合は、激しい球際の応酬となる。

 10番を背負う安藤が決定力を示したのは前半24分のことだった。ターンで二人のマーカーをかわしてドリブル突破を開始すると、三人目のマーカーもかわしてペナルティーエリア外ながら右足を思い切り振り抜く。この一撃がゴール右隅に収まり、長崎総合科大附が先制に成功した。

 1点ビハインドとなった同32分にゴール前の混戦から郷家が右足シュートを放ったが、相手DFの決死のヘディングクリアに遭う。その後も青森山田が攻め込む展開となったものの、1-0で長崎総科大附リードのままハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると青森山田がさらに攻勢を強める。7分には左サイドをえぐったMF檀崎竜孔のクロスにゴール前至近距離でMF浦川流樺がダイレクトで合わせたが、ゴールわずか右に外れる。その後も中村が放ったシュートがゴールネットを揺さぶったものの、オフサイド判定。同24分には途中出場の195センチの長身DF三國ケネディエブスのヘディングシュートが相手GK湊大昴のスーパーセーブに遭うなど、最後までゴールの女神が微笑まなかった。

 勝利した長崎総科大附は5日、この日の第1試合で勝利した流通経済大柏(千葉)と対戦する。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド