英メディア選定「父を超えた二世選手8人」 各国の代表最多得点者ら豪華メンバーに

香川と共闘したチチャリートはメキシコ代表で最多得点を誇るストライカーに成長

 世界を見渡すと親子二代で夢を叶えた選手がいる。例えば日本では、現役時代にサンフレッチェ広島などでプレーした名古屋グランパスの風間八宏監督と愛息たちだ。長男の風間宏希はモンテディオ山形でプレーし、次男の風間宏矢はFC岐阜でプレーしている。このように親子二代でプロサッカー選手になった人たちを英サッカーメディア「90min」が紹介。「父親よりも勝利を収めた息子8人」を厳選し、偉大な選手たちが選出された。

 今回の記事では「常に父と息子として比較されることを考えても、サッカー選手の息子というのは簡単ではない。だが、子供が親より勝利を収めたケースがある」として8組の親子が紹介されている。

 まずは“チチャリート”のニックネームで呼ばれるメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(ウェストハム・ユナイテッド)。かつてマンチェスター・ユナイテッドでMF香川真司と共闘し、レアル・マドリードなどでもプレーした。彼の父親は元メキシコ代表のストライカーを務めており、さらに祖父も1954 年のFIFAワールドカップでゴールを決めたことのある実力者。まさにサッカー一家に生まれてきたチチャリートだが、今ではメキシコ代表の最多得点記録保持者となり、父親や祖父よりも多くの勝利を手にしている。

その他には、1980年代のレアル・マドリードで活躍し、親子2代で欧州制覇を成し遂げたDFマヌエル・サンチス、コロンビア代表の歴代最多得点記録を保持するFWラダメル・ファルカオ(モナコ)、ドイツ代表とワールドカップの両方で歴代最多得点記録を保持するFWミロスラフ・クローゼもいる。

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