英メディア選定「父を超えた二世選手8人」 各国の代表最多得点者ら豪華メンバーに

父と同じスタートを切り、チェルシーで大成

 また、GKの父親とは違い中盤の選手として輝きを放っているスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、ボカ・ジュニアーズでDFとしてプレーしていた父親を持つアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン、バルセロナのMFとして活躍した父とは対照的にレアルで100試合以上の出場数を誇る元スペイン代表MFシャビ・アロンソなどが選ばれた。

 そして忘れてはならないのが、チェルシーなどでプレーしたフランク・ランパード・ジュニアだ。ウエストハムで550試合以上の出場数を誇るフランク・ランパード・シニアを父親に持つランパードは、父と同じウエストハムでプロキャリをスタートさせると、その後に移籍したチェルシーでは歴代最多得点記録となる通算203得点を達成。父親は度々チェルシーの試合観戦に訪れる姿が目撃されており、仲の良い親子としても知られる。

 上記の8人以外にも、ミランで主将を務めて欧州を制し、のちにイタリア代表を率いた父チェーザレ・マルディーニ、セリエA歴代最多出場記録を保持してミランで黄金時代を築き上げた元イタリア代表主将DFパオロ・マルディーニの親子も有名だ。

 サッカー界には親子二代で夢を叶えた選手は多いが、今後のサッカー界にはどんな二世選手が現れるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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