“初出場”清水桜が丘、無念の初戦敗退 劇的同点弾でPK戦も…エースが高川学園に屈す

学校再編による校名変更以降で初出場 後半にエースを投入して勝負を懸けるも…

 第96回全国高校サッカー選手権大会は31日に各地で1回戦を行い、フクダ電子アリーナでは“初出場”の清水桜が丘(静岡)と24回目の出場となる高川学園(山口)が激突。後半ラスト5分で得点を奪い合った試合はPK戦の末、高川学園が勝利を収めた。

 清水桜が丘は、元日本代表MF名波浩(現ジュビロ磐田監督)や同MF小野伸二(現北海道コンサドーレ札幌)などを輩出し、選手権3回の優勝経験を持つ名門・清水商が2013年に学校再編で校名が変わって以降初出場。ベンチスタートとなったエースで主将のFW白井海斗に代わって1年生FW松永颯太がスタメン起用され、プレッシングからのショートカウンターでゴールに迫った。

 一方の高川学園は、背番号「10」で身長185センチの長身FW土信田悠生にシンプルなロングボールを集めて攻撃を展開。一進一退のゲームは前半をスコアレスで折り返し、後半勝負となった。清水桜が丘は後半8分に松永に代えて白井を投入し、勝負を懸けた。

 すると後半35分、高川学園は左サイドの低い位置で得たFKをゴール前に入れると、途中出場のFW山本廉哉が清水桜が丘のGK眞杉雛多と競り合い、こぼれたボールを蹴り込んで大きな先制点を挙げた。

 

 

 

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