W杯日本代表の背番号が決定 日本サッカー協会会長は「最低でもグループリーグ突破」を宣言

 選手入場に先だって発表された背番号は、香川真司の10番、本田圭佑の4番、遠藤保仁の7番など、多くの選手がなじみあるものに。サプライズ選出となった大久保嘉人は川崎フロンターレと同じ13番となった(全選手の背番号は文末に掲載)。

 はじめに登壇した大仁邦彌・日本サッカー協会会長が「最低でもグループリーグ突破。そして、前回大会(ベスト16)より良い成績を挙げたい」と言えば、メッセージを送った安倍晋三・内閣総理大臣は「スポーツの力で日本中を元気にしてほしい」と後押し。選手の後に登場したザッケローニ監督は、「皆さんも、このチームのことを誇りに思ってほしい」と、堂々とした口調で語った。

 また、ブラジルW杯の担当審判である西村雄一・主審、相樂亨・副審(ともに2回目)、名木利幸・副審(初)も登壇。日本から1試合を担当できる3名が一緒に派遣されるのは初となる。西村主審は「良いゲームになるよう、選手のために全力を尽くします」と力強く抱負を語った。

 イベント終盤には、桜井和寿とGAKU-MCがユニットを組むウカスカジーが登場し、日本代表の公式応援ソング「勝利の笑みを 君と」を歌った後は、選手らが会場中央の特設ステージで円陣。ファン・サポーターも一緒になって円陣をつくり出す演出で、長谷部誠キャプテンの掛け声と共に、会場が一つになってブラジルW杯への思いを結集した。

 日本代表は5月27日(火)、キプロス代表と埼玉スタジアムで対戦した後、米国でのキャンプを経てブラジル入り。現地時間6月14日の本大会初戦、コートジボワール戦に臨む。

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