レスター21歳FWに立ちはだかる“壁” 岡崎の存在価値を英紙評価「重要性は控えめに言えない」

期待のイヘアナチョはヴァーディと岡崎の壁を越えられず、新天地で結果を残せず

 レスターのナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョは、昨季までマンチェスター・シティでプレーし、期待の若手ストライカーとして移籍金2500万ポンド(約37億円)で新天地にやってきた。今季は思うような成長曲線を描けていないが、その前にはFW岡崎慎司が立ちはだかっている。

「2500万ポンドを費やしたリーグで最も危険なストライカーにしてレスターの失敗作、ケレチ・イヘアナチョに何が起きたのか?」と取り上げたのは、英紙「ザ・サン」だった。

 昨季はシティでアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、ブラジル代表ガブリエル・ジェズスの後塵を拝すなかで公式戦7ゴールを記録。レスターへの移籍で飛躍を狙ったが、今季はリーグ戦9試合でノーゴールと結果を残せていない。21歳のスピードスターは、2015-16シーズンの“奇跡の優勝”に貢献した黄金コンビの壁を越えられていないのだ。

「レスターのジェイミー・ヴァーディとシンジ・オカザキへの依存度は知られている。アーメド・ムサ、イスラム・スリマニという昨年夏の補強も奏功しなかった」

 記事では、ヴァーディと岡崎の間に割って入った者は誰もいないと指摘。「ヴァーディは間違いなく、キングパワー・スタジアムのエースだ。開幕戦で先発したのは疲れ知らずのオカザキとイングランドのスターだった」と振り返っている。

 

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