「タイトルレースはすでに決着?」 欧州五大リーグ、首位独走続出にスペイン紙が異変指摘

ドイツは「一強」状態、イタリアが唯一混戦に

 ドイツのブンデスリーガでは、五連覇中の王者バイエルン・ミュンヘンが今季も首位を快走中だ。シーズン途中に監督交代はあったが、国内ではやはり圧倒的な強さを誇っており、2位シャルケとの勝ち点差はすでに11。対抗馬と目されていたはずのドルトムントが急失速したこともあり、ライバル不在のまさに「一強」状態となっている。

 そして、最も衝撃的なのはイングランドだ。今季UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントに史上初の5チームを送り込むなど、欧州最高レベルの競争力を持つと言われるプレミアリーグだが、2017-18シーズンはマンチェスター・シティが他を圧倒している。ペップ・グアルディオラ監督率いるシティは19試合で18勝1分。文字通り“無敵”の状態で、2位マンチェスター・ユナイテッドに勝ち点差13を付けて前半戦を折り返した。

 欧州5大リーグのうち、4つのリーグで首位チームが独走態勢。現時点で接戦と呼べるのはイタリアのセリエAのみとなっている。18試合を終えて勝点45のナポリが首位を走り、6連覇中のユベントスが同44で2位。日本代表DF長友佑都の所属するインテルが同40で3位につけている。スクデットの行方はまだまだどうなるか予想がつかない状況だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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