南米王者のゴールへ勇猛果敢に迫った本田 米メディア称賛「パチューカのベスト選手」

クラブW杯グレミオ戦、フル出場の本田はミドルシュートを放つなど見せ場を作る

 パチューカのFW本田圭佑は、現地時間12日に行なわれたFIFAクラブワールドカップ準決勝の南米王者グレミオ(ブラジル)戦でフル出場した。チームは延長戦の末に0-1で敗れたが、強豪相手に堂々たる戦いぶりを見せた本田に対して、海外メディアは「ケイスケ・ホンダがパチューカのベストプレーヤーだった」と称賛している。

 延長120分となった終盤戦はさすがに足が止まった背番号02の本田だが、グレミオゴールの手前まで勇敢に迫った。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」では「彼らを牽引するはずの攻撃のタレント、ウルグアイ代表MFホナタン・ウレテビスカヤは酷い内容。全てのボールタッチが過ちだった。日本人MFのケイスケ・ホンダが彼らのベストプレーヤーだった。微妙な方向転換でスペースを見出した」と称えられている。

 ウレテビスカヤのスランプとは対照的に輝きを放った本田を、“パチューカ最高のプレーヤー”と高く評価している。

 前半にミドルシュートを放った本田はゴール前で見せ場を作った。前半25分と45分に敵陣深く侵入したが、グレミオの元アルビレックス新潟DFコルテースにいずれもギリギリのところでカバーされて、ゴールを決めることはできなかった。

 

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