「浦和レッズの来季に向けて…」 堀監督が語る“激動の一年”ラストゲームの意義

浦和は10年ぶりにアフリカのクラブと対戦 「身体能力が高く、前への推進力がある」

 浦和レッズは現地時間12日、FIFAクラブワールドカップ(W杯)の5位決定戦でアフリカ王者ウィダード・カサブランカ(モロッコ)と対戦する。試合前日の記者会見には堀孝史監督とGK西川周作が出席。指揮官は「来季に向けても重要な試合」と位置づけた。

 浦和は9日に行われた準々決勝の開催国代表アルジャジーラ(UAE)戦に0-1で敗れ、5位決定戦に回った。堀監督は「2日前に悔しい思いをしたが、切り替えて準備をしてきた。多くの人に支えられたこの場にいるんだということは、選手たちにも伝えたい」と、最後までモチベーションを失わないように求めるとした。

 浦和がアフリカのクラブチームと対戦するのは、10年前のクラブW杯に出場した際に、3位決定戦でエトワール・サヘル(チュニジア)と対戦し、PK戦の末に勝利して以来となる。親善試合なども含めて、対戦機会の少ないない地域の相手と相見えるが、指揮官は選手が試合中に柔軟性を持つことをポイントに挙げた。

「対戦相手がアフリカのチームであっても、今までにやってきたことを出したいと思います。(カサブランカは)身体能力が高く、前への推進力があると見ています。ただ、その相手の特徴を踏まえるならば、試合が始まった後に選手たちが感じながらプレーしなければいけない部分があると思います」

 

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