「ベストチームの一つ」 クラブW杯5位決定戦に臨む浦和、アフリカ王者監督が警戒

カサブランカのアモッタ監督、前日記者会見で「強いチームだ」と連発

 アジア王者の浦和レッズは、クラブ・ワールドカップ(W杯)5位決定戦でアフリカ王者のウィダード・カサブランカ(モロッコ)と対戦する。試合を翌日に控えた11日、対戦相手を率いるフセイン・アモッタ監督は記者会見で「浦和はベストチームの一つ。細かいところまで組織されて強い相手だ」と警戒した。

 カサブランカは9日の準々決勝でFW本田圭佑が所属する北中米カリブ海王者パチューカ(メキシコ)と対戦し、延長戦の末に0-1で敗れた。アモッタ監督は「もちろん準決勝進出を目指したが残念だ」と悔やみつつも、「だが、この5位決定戦はお互いに野心をぶつけ合う試合になる」とすでに気持ちを切り替えている。

 そして対戦する浦和については、「強いチームだ」という表現を繰り返した。

「浦和はベストチームの一つであり、アジア(ACL)の決勝やこの前のアルジャジーラ戦を見ても、アラブのクラブに対して強い試合をしているアジアチャンピオンで、素晴らしい相手だ。細かいところまで組織されていて強い。経験の面でも、十分なものを持っている選手がいる。我々には負傷者もいて、そういった弱い部分があるが、その強い浦和に対して勝利を目指して戦う」

 

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