「泥沼ドルトムントの象徴?」 香川の不運な“オーバ背中直撃弾”に海外メディア注目

同点弾を阻止したのは相棒だった…

 MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間9日に本拠地でブレーメンに1-2で敗れた。9月30日のアウクスブルク戦(2-1)後、リーグ戦8試合勝ち星なしの名門は、1点を追いかける後半の決定機で香川の放ったシュートが味方のガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンに当たってゴールを外れる衝撃的な不運にも見舞われた。海外メディアは「今のドルトムントを象徴?」と名門の泥沼状態を報じている。

 ドルトムントは0-1で迎えた後半12分にDFマルセル・シュメルツァーのクロスを香川が頭で折り返し、オーバメヤンが押し込んで同点とした。6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリード戦(2-3)に続いて、またも香川とオーバメヤンのホットラインから得点が生まれた。しかし、守備崩壊が止まらないドルトムントは、同点弾から8分後に相手CKからDFテオドル・ゲブレ・セラシェのゴールで勝ち越しを許した。

 反撃を仕掛けたドルトムントは、同27分に香川に決定機が訪れる。しかし、ゴール至近距離から放った決定的なシュートは、なんと目の前にいたオーバメヤンに当たって枠を外れるという不運に見舞われた。

 このプレーに注目したのは、衛星放送「FOXスポーツ」のオランダ版ツイッターだった。香川のシュートシーンの動画を公開し、「今のドルトムントを象徴している? カガワが大きなチャンスを迎えたが、チームメイトのオーバメヤンの背中に当たった」とレポートした。

 1-2で敗れたドルトムントは、これで直近のリーグ戦8試合で3分5敗と泥沼から抜け出せない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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