「鹿島は鹿島」 浦和主将MF阿部が10年ぶりのクラブW杯で目指す「その先」とは?

「鹿島の好成績はプレッシャーに感じるか?」の問いに「僕らは僕ら」

浦和レッズは9日に行われるFIFAクラブワールドカップ(W杯)準々決勝で、開催国王者アルジャジーラ(UAE)と対戦する。前日会見に出席した主将のDF阿部勇樹は、「鹿島は鹿島。アジアの代表、日本の代表として戦う」と話し、前回大会に出場した鹿島アントラーズとは違った形で、大会に旋風を巻き起こすことを誓った。

 浦和は日本開催の2007年大会にアジア王者として参戦し、3位の好成績を残した。それから10年が経ち、今大会の登録メンバーで当時を知るのは阿部だけになった。それだけに「10年前に3位になったけど、10年も前のことなので。また新たに何位だったと言えるように」と、新たな歴史を築くことの意義を語った。

昨年は開催国王者として出場した鹿島が、欧州王者レアル・マドリード(スペイン)に善戦するなど、準優勝と旋風を巻き起こした。海外メディアから「鹿島の好成績はプレッシャーに感じるのか?」と問われると、阿部は冷静に返答した。

「僕らは浦和レッズで、鹿島は鹿島アントラーズというチームなので。前回は鹿島が素晴らしい成績を残したのは皆さん知っていると思う。でも、あまり気にすることなく、僕らは僕らで、アジアの代表として、日本代表として戦いたい。まずは明日の第1戦が非常に大事だと思ので、そこで全力を出したいと思います」

 

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