W杯に向け“日本キラー”が新クラブ探しへ 豪州代表FWケーヒルが合意の下で契約解除

37歳のケーヒルがメルボルン・シティ退団 四度目のW杯出場を熱望

 オーストラリア1部のメルボルン・シティは、オーストラリア代表FWティム・ケーヒルがクラブと双方合意の下で契約解除したこと発表した。“日本キラー”としても知られる37歳のストライカーはロシア・ワールドカップ(W杯)に向けて新たなクラブを探すことになる。

 2016年夏に中国の杭州緑城からメルボルン・シティに移籍したケーヒル。三度のW杯出場を誇るオーストラリア代表の英雄だが、母国のトップチームでプレーするのはプロデビューから19年で初だった。加入1年目からFFAカップ優勝に貢献し、リーグの年間最優秀ゴール賞を受賞するなどさすがの実力を見せた。

 ケーヒルは公式サイトを通じ、「オーストラリア国内リーグでプレーすることは常に重要な目標で、ここでの経験は最初から最後まで充実感に溢れていた」とコメントを寄せた。

 今季はここまで6試合に出場してノーゴール。全て途中出場で25分以下のプレー時間となっていた。ワーレン・ジョイス監督との関係悪化も伝えられていたケーヒルは、「これからの数ヶ月はW杯に焦点を合わせる」と語っており、出場機会を求めて新たなクラブを探すことになると見られている。

 フリーエージェントとなったケーヒル。四度目のW杯出場を熱望するストライカーは本大会までの残り少ない時間をどこのクラブで過ごすことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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