今季最後の“J2降格”は甲府 ホームで仙台に1-0勝利も、通算3度目の無念の陥落

逆転残留を目指すも清水が勝利し、2012年以来のJ2降格を味わう

 J1リーグは2日、最終節の全9試合が午後2時に一斉にキックオフされ、16位のヴァンフォーレ甲府は本拠地でベガルタ仙台に1-0と勝利も、15位清水エスパルスもヴィッセル神戸に3-1で勝利したため、2012年以来となるJ2降格が決まり、アルビレックス新潟、大宮アルディージャに続く今季最後の降格チームとなった。

 残留圏の15位清水と勝ち点差「2」で最終節を迎えていた甲府は、この試合に勝利を収めることが絶対条件。その上で清水が、敵地で神戸に負ければ残留が決定、引き分けた場合は4点差以上の勝利なら残留となる条件だった。

 両会場で先にスコアが動いたのは、神戸と清水のゲームだった。神戸が前半13分にFW渡邉千真が決めて先制したが、“崖っぷち”の清水がすかさず反撃。同19分にFW北川航也、同26分に増田誓志がゴールを決めて2-1で前半を折り返す。

 一方、勝つしかない甲府も序盤から積極的に攻撃を仕掛けるがゴールを決めることができない。後半に入っても、カウンターからFWリンス、FWドゥドゥらが攻め込むが相手ゴール前での決定打を欠く。ようやく後半アディショナルタイムにリンスが決勝点を決めて1-0で勝利したが、3-1で勝利した清水を逆転することができず、2012年以来、3度目のJ2降格となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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