W杯組分け、分かれた“日韓”の運命 韓国紙は日本のグループHをどう見たのか?

韓国メディアはハリルジャパンに対して「運が良かった」と同様の論調

 2018年6月に開幕するロシア・ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会が、現地時間1日にロシアの首都モスクワで行われ、1998年フランスW杯から6大会連続出場の日本はポーランド、セネガル、コロンビアと同じグループHに入った。隣国の韓国メディアはハリルジャパンに対して、「運が良かった」と同様の論調で報じている。

 第4ポットでFIFAランク55位の日本は、第1ポットの同7位ポーランド、第2ポットの同13位コロンビア、第3ポットの同23位セネガルと同居。一方、日本と同じ第4ポットで同59位の韓国は、第1ポットの同1位ドイツ、第2ポットの同16位メキシコ、第3ポットの同18位スウェーデンと同じグループFとなった。

「スポーツソウル」紙は、日本と韓国の立場を比較。「隣国の日本は組み合わせの運が良かった。今大会で弱者の部類に入る日本だが、日本の立場では安堵のため息に値する。一方、日本と最後まで抽選の運命を待っていた韓国は、ドイツ、メキシコ、スウェーデンと同組でイバラの道を歩くことになった」と記し、日本は対戦相手に恵まれたと指摘している。

 また「スポーツ朝鮮」紙も、同様の見解を示す。「日本とサウジアラビアは、比較的簡単なグループに入った。オーストラリアとイランは、韓国と同じように難しい組となった」と言及。また、日本については「運が良かった」と一言添えている。

 

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