J1ラスト3節、川崎敗戦で“試合なし”鹿島の連覇決定 新潟&大宮“W降格”の可能性も…

石井新監督が就任した大宮も“崖っぷち”

 また、同24で17位の大宮アルディージャは、ベガルタ仙台とのアウェーゲームに臨む。大宮がこのゲームに敗れた時に甲府が勝利すると、両チームの勝ち点差が残り2試合で「7」となり、大宮が15位以上になる可能性が消滅して降格となる。この中断期間に、今季途中まで鹿島を率いた石井正忠監督が電撃就任しているが、初陣から崖っぷちの一戦ということになる。

 同27で16位のサンフレッチェ広島は、敵地でヴィッセル神戸と対戦する。広島は今節で降格が決まる事態は訪れないが、是が非でも勝ち点3が欲しいのは間違いない。中位で消化ゲーム状態にある神戸に対し、モチベーションの部分で大きく上回りたいところだ。

 得点王争いは、20ゴールで首位を走る浦和のFW興梠慎三が鹿島戦でノーゴールに終わってACLに向かっている。19ゴールで並ぶC大阪の杉本と川崎のFW小林悠にとっては、一気に並びかけるチャンスが到来している。いずれも上位を争っているだけにマークが厳しくなるのは間違いないが、ゴールハンターらしく千載一遇のチャンスを生かしたいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

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