浦和が誇る“アジア最強”の攻撃力をAFC公式が分析 ACLで驚異の決定率を見せるFWとは?

上海戦で柏木&長澤のデュエル勝率は87.5%

 また、浦和について「12試合にもかかわらず、13人の選手がゴールを決めている」ことも特筆している。攻撃陣の控えには準々決勝の川崎フロンターレ戦で試合の流れを変える2点目を決めた元スロベニア代表FWズラタン、大会4ゴールの決定力を見せている元日本代表FW李忠成がいることも紹介された。

 中盤ではMF柏木陽介が5アシストを記録し、上海戦ではMF長澤和輝と2人で87.5%のデュエルを制してエリアを制圧したことも強さの鍵だと分析されている。柏木は上海との第1戦で貴重なアウェーゴールを決め、長澤はそのパフォーマンスが評価されて日本代表にも選出された。決勝でも、この2人による獅子奮迅の働きが大いに期待される。

 浦和は決勝トーナメントの全てのゲームで、絶対の自信を持つホームゲームが第2戦に組まれるという幸運に恵まれた。敵地での第1戦が厳しいものになるのは間違いないが、持ち前の攻撃力を発揮してアウェーゴールを奪い取ることができれば、アジア王者奪還への道は大きく切り開かれていくと言えるだろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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