“息を吹き返した”韓国、地元メディアも高評価 新布陣&エースの2トップ起用が成功

コロンビアに勝利後、セルビアと1-1ドロー 地元紙「憂鬱な雰囲気をすべて消し去った」

 韓国代表が14日に行われたセルビアとの国際親善試合に1-1で引き分け、2-1で勝利した10日のコロンビア戦と合わせて1勝1分の成績で終えた。

 地元メディアはこれまで、10月に行われたロシア(2-4)とモロッコ(1-3)との親善試合に2連敗し、本大会に向けて不安が膨らむ結果となった代表チームへの批判を繰り返していた。だが一転して、今回の11月シリーズでは強豪を相手に結果を残したことで、地元メディアは一定の評価を並べている。

 地元紙「スポーツ東亜」は、「この2連戦で得たのは何よりも自信。憂鬱な雰囲気をすべて消し去った」と評価。さらに同紙は「シン・テヨン監督のカラーを出すことができた試合だった。4-4-2(これまでは3-4-3)という新たなシステムで成功を収めた」と報じた。

 また、総合ニュースサイト「OSEN」は、「シン・テヨン、1勝1分よりも重要な2つの約束“達成”」との見出しを打ち、今回得た成果について強調していた。

「シン監督は2連戦を前にして二つの約束をしていた。一つは“力強いサッカー”をすること、二つ目は“ベストメンバー”で善戦することだった。ロシアとモロッコ戦では、海外組だけの招集となり、正常なメンバー構成ができなかったが、今回はようやく思い描いていたメンバーを起用できた。つまり、選手たちの能力を見極め、ベストメンバーを構成するスタート地点に立ったことが大きな成果だ」と報じ、シン・テヨン監督が独自のカラーを出すことに成功した点を称えていた。

 

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