ベンゲル監督はかねてから香川を高く評価

　記事では、アーセン・ベンゲル監督がこの二人の代役として、タレント、経験、オーラを兼ね備えた人材を探すことになると予想。今夏の移籍市場で獲得オファーを出したモナコのフランス代表MFトーマス・レマルが候補に挙がるなか、「シンジ・カガワが彼（ベンゲル）の興味を惹くのではないか？」とした。

　ベンゲル監督はプレミア移籍前の2011年に、香川について「とても機動力がある」「とても賢い」「とてもクリエイティブ」「ボックス内でとても機敏」と称賛し、香川が2013年3月2日のノーリッジ戦でハットトリックを達成した実績も「大したものだ」と高く評価していたという

　ドルトムントで師弟関係を築いたユルゲン・クロップ監督は、現在リバプールで指揮を執っている。古巣のマンチェスター・ユナイテッドは、レアル・マドリード監督時代に香川獲得に動いた名将ジョゼ・モウリーニョが率いている。因縁深いプレミアのトップシーンに再上陸するシナリオが実現すれば、注目の的となるのは間違いないだろう。