「岡田ジャパンもそうだった」 日本代表GKが思い描くロシアW杯の戦い方とは?

日本サッカーに息づく2010年W杯の成功体験

 さらに西川はロシア大会を見据えて、「W杯もベースはそれで戦っていくんじゃないかな。久しぶりに来てみて、改めて感じました」と明かしている。今回の遠征を含めて、堅守速攻スタイルのベースアップを図っている真っ最中だが、西川の脳裏に浮かんだのは岡田体制の日本代表だった。

「W杯になると、ブラジルのように強い相手も同じグループに入ってくる。そうなると、ブロックを敷いて堅守速攻になる。岡田ジャパンとかも、やっぱりそうだった。短期決戦の時はそうなっていくイメージがあります」

 南アフリカW杯での日本代表はGK川島永嗣、CB田中マルクス闘莉王と中澤佑二、左SB長友佑都、右SB駒野友一が後方を固めた。中盤はアンカーに阿部勇樹、インサイドハーフに遠藤保仁と長谷部誠が入り、3ボランチ気味にプレー。前線は1トップに本田圭佑、両翼に大久保嘉人と松井大輔が配置され、堅守速攻を体現した。

 岡田ジャパンは16強のパラグアイ戦で惜しくもPK戦の末に散ったが、日本サッカー界にとってはある種の成功体験でもある。西川の目には、現代表と岡田ジャパンが重なって見える部分もあるようだ。

【了】

大木 勇(Football ZONE web編集部)●文 text by Isamu Oki

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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