“天才”小野伸二がブラジル戦に刺激 「『サッカーのこれぞ』っていうのを沢山見た」

王国ブラジルのプレーにW杯出場3度を誇る小野も刺激を受けた模様

 現在のサッカー界最強とも言われるブラジル代表との国際親善試合は、1-3の完敗に終わった。試合後に日本代表の主将・長谷部誠(フランクフルト)が「非常に差を感じた」と語ったように、“カナリア軍団”と対峙した選手たちは各々感じるものがあったようだが、決戦の地フランスからおよそ1万キロ離れた日本でも、一人の天才が刺激を受けていた。

 日本は前半10分にFWネイマール(パリ・サンジェルマン)のPKでブラジルに先制されると、その7分後にはDFマルセロ(レアル・マドリード)の弾丸ミドルで被弾。さらに、同36分には右サイドを崩されてFWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)に決められ、前半だけで3点を失った。後半は相手がペースを緩めたこともあり、DF槙野智章(浦和レッズ)の一撃で1点こそ返したが、内容的に大きな差があったのは否めない。

 元日本代表戦士にとっても、ブラジルとの一戦は衝撃的だったようだ。代表通算56試合出場、ワールドカップ(W杯)も3度経験している天才の小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)は、10日の試合後に自身のブログを更新。「代表戦VS BRAZIL」のエントリーで投稿された記事では、「いやぁ良い刺激というか、ブラジル選手たちの『サッカーのこれぞ』っていうのを沢山見させていただきました」と、ブラジル代表のプレーから大いに刺激を受けたことが綴られている。

 

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