仏紙がハリルを直撃! リール監督時代の“最高の思い出”は中田英寿も出場した一戦

「キャンプ中のパルマを私はスパイしたんだ」

 陽気に振る舞うハリル監督だが、リールを率いた4年間での最高の思い出を問われると、中田氏が背番号10を付けて君臨した当時のパルマを撃破した試合を挙げた。

「最も重要な試合? それはパルマ戦とチャンピオンズリーグのマンチェスター戦だろう。開幕前にアオスタ渓谷でキャンプをしていたパルマを、私はスパイしたんだ。私は彼らを物陰から観察していたんだよ」

 01-02シーズンのCL予選で、リールは当時イタリアの強豪だったパルマと対戦した。当時のイタリア代表DFファビオ・カンナバーロ、アルゼンチン代表MFマティアス・アルメイダ、フランス代表MFヨハン・ミクーら錚々たるメンバーを擁し、カップ戦で絶大な強さを示した強豪だった。そして、イタリア北西部のアオスタ渓谷で話題の中心は、前シーズンにASローマの優勝に貢献し、当時のアジア人史上最高額の33億円で移籍してきた背番号10“NAKATA”だった。

 2部から昇格2年目のリール相手に楽勝が予想されたが、個人能力で優れる当時のレンツォ・ウリビエリ監督率いるパルマを厳しい「デュエル」と豊富な運動量で押さえ込んだ。ハリル監督が極秘裏に展開したスカウティングが奏功し、リールは見事強豪を2戦合計2-1で撃破。CL初出場を果たしたという。

 

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