本田に追い風!? カップ戦2ゴールで現地メディアの評価に変化「ホンダに注意だ」

サカテペク戦の活躍で評価上昇「アロンソ監督のラインナップに再浮上した」

 パチューカの日本代表FW本田圭佑は、現地時間29日にメキシコリーグ(リーガMX)前期第15節の敵地サントス・ラグーナ戦を迎える。25日のコパMX(メキシコカップ)16強のサカテペク戦で1試合2ゴールの活躍を見せた背番号02について、地元メディアは「ケイスケ・ホンダに注意だ」と要警戒選手に挙げている。

 本田は2部の格下相手とはいえ、メキシコ移籍後初の1試合2得点は見事だった。1-0で迎えた前半36分、右サイドでパスを受けると、相手DFをかわしながら中央へカットイン。体をひねるようにして左足を思い切り振り抜くと、強烈なシュートがゴール左隅に突き刺さった。さらに、同44分にもスルーパスに抜け出し、GKとの1対1を左足で冷静に決めて2ゴール目も奪っていた。

 サッカーメディア「VAVEL」メキシコ版では、サントス戦のプレビューを行い、背番号02にもスポットライトを当てている。

「ケイスケ・ホンダに注意だ。日本人のフォワードはディエゴ・アロンソ(監督)のラインナップに先発して再浮上した。水曜日には2得点を決めて、そのうちの1本はゴラッソだった」

 記事では、1点目のミドル弾が称賛されている。チームは11位に低迷することから、序盤に故障離脱が長引いた「助っ人・本田」への評価も厳しくなっていたが、サカテペク戦のゴラッソでメキシコでの“風向き”も変わりつつあるようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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