香川は「決定的な立て直しをもたらせなかった」 独紙採点はチーム3位タイ評価も…

香川は後半から登場するも守備陣の不安定さは改善されず 今季最多の4失点で敗戦

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、28日に行われた第10節の敵地ハノーファー戦で1-2と1点ビハインドで迎えた後半開始から投入された。しかし、退場者を出す苦しい展開で持ち味を発揮できず、チームも2-4で敗れた。ドルトムント選手には現地メディアから厳しい採点がつくなか、45分間の出場だった香川はチーム3位タイ評価だった。

 ドルトムントは前半19分にPKで失点。同27分にDFダン=アクセル・ザガドゥの初ゴールで同点とするも、前半終了5分前にはショートカウンターからトーゴ代表FWイーラス・ベブに決められ、リードを許して前半を折り返した。

 香川は後半開始と同時に元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロに代わってピッチに立った。後半7分にはウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコが左足のボレーシュートを叩き込んで反撃の狼煙を上げたが、守備陣の不安定さは改善されなかった。

 同14分にFWジョナタスを背後からのタックルで倒したザガドゥが一発退場。このプレーで与えたFKをFWフェリックス・クラウスに直接叩き込まれて三度目のリードを許すと、同41分にはベブにこの日2点目が生まれて万事休す。昇格組ながら6位と躍進しているハノーファーに今季最多4失点で敗北した。

 

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