香川が1得点1アシスト、今季二度目のフル出場 DFBポカール2回戦ドルトムント5-0快勝

香川が終了間際に相手を翻弄してダメ押し弾、公式戦今季3点目

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは現地時間24日にDFBポカール2回戦に臨み、3部マグデスブルクに5-0で勝利を収めた。今季二度目の先発フル出場だった香川は1ゴール1アシストで3回戦進出に貢献した。

 FWピエール=エメリク・オーバメヤンら一部主力が欠場したドルトムントは格下マグデスブルク相手にゴールを奪えない時間帯が続いたが、前半42分にMFマフムード・ダフートの負傷交代でピッチに立った直後のMFゴンサロ・カストロがファーストタッチをゴールに結びつけて均衡を破った。

 後半開始早々の2分にはクリアボールを香川が頭で前線に送ると、FWアレクサンデル・イサク、FWアンドリー・ヤルモレンコ、MFマクシミリアン・フィリップとつなぎ、最後はエリア内に走り込んだイサクが左足で決めてリードを2点と広げた。

 さらに攻勢を仕掛けたドルトムントは、同27分に途中出場で今季初出場を果たしていたDFラファエル・ゲレイロのクロスが相手DFのハンドを誘発してPKを獲得。キッカーのヤルモレンコはシュートをゴール左隅へ確実に決めた。ゴール直後にはイサクを下げて、FWアンドレ・シュールレを投入。ゲレイロに続く長期離脱からの復帰を果たした。

 同34分には香川が左サイドから送ったクロスを中央のDFマルク・バルトラがヘディングシュートを決めて4点目。そして、試合終了間際には香川がフィリップとのパス交換からゴールに迫ると、巧みなコントロールでDFを翻弄して左足でダメ押しの5点目をゲット。香川は公式戦今季3得点目を決めた。

 香川にも得点が生まれたドルトムントは5-0で快勝。このところ守備陣の不安定さが課題となっていたが、9月20日のハンブルガーSV戦(3-0)以来となる完封勝利で危なげなく3回戦進出を決めた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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