浦和が10年ぶり2度目のACL決勝進出! 上海に2戦合計2-1で勝利、決勝はアル・ヒラルと激突

攻守に集中切らさずホーム第2戦に1-0勝利 2007年以来の決勝進出を果たす

 浦和レッズが優勝した2007年以来となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出を果たした。18日のACL準決勝第2戦、上海上港(中国)との一戦で、浦和は前半11分にFWラファエル・シルバのゴールで1-0とすると、その1点を守り切って2試合トータル2-1での勝ち抜けを決めた。

 試合前にはゴール裏の浦和サポーターが「THIS IS URAWA」と形どった壮大なコレオグラフィーを作り上げ、バックスタンドにはクラブのエンブレムが描かれた大きなバナーが掲示された。平日のナイトゲームにもかかわらず、多くのサポーターが駆けつけた一戦は浦和の圧倒的なホームの雰囲気の中でスタートした。

 敵地での第1戦を1-1で引き分けた浦和は、この第2戦で初戦に続いて対人プレーの強さを持つMF長澤和輝をインサイドハーフに起用。すると、その起用が的中した。前半11分、敵陣左サイドで長澤が粘ってCKを奪い取る。すると、そのCKをMF柏木陽介が中央に入れ、FW興梠慎三の背後に走り込んだR・シルバが頭でぴたりと合わせてゴールを奪った。

 上海は前線のタレントを生かすことを狙ってきたが、浦和は元ブラジル代表FWフッキに左サイドバックの日本代表DF槙野智章、中国代表FWウー・レイに右サイドバックの日本代表DF遠藤航が対応。FWエウケソンをDF阿部勇樹とDFマウリシオが監視し、元ブラジル代表MFオスカルにはMF青木拓矢を軸に中盤が対応した。

 フッキは同24分にゴールから約30メートルの直接FKを狙うなどセットプレーで存在感を見せたが、流れの中では浦和守備陣が封殺。一進一退のゲームは、浦和が2試合トータルのスコアを2-1としたまま前半を終えた。

 

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