ゴール前の見せ場少なく… 槙野ら温存の浦和、矢島が復帰後初得点も神戸戦ドロー 

神戸が小川のゴールで先制も、矢島が復帰後初ゴールで同点

 14日に行われたJ1リーグ第29節、浦和レッズとヴィッセル神戸の一戦は、ゴール前のシーンに乏しい1-1の引き分けに終わった。

 浦和は日本代表の活動明けとなったDF槙野智章を試合メンバーから外し、DF遠藤航もベンチスタート。FWラファエル・シルバもベンチに置き、中3日で迎える18日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝第2戦・上海上港(中国)戦を意識した構成となった。

 その浦和は、槙野の欠場でスタメンに起用されたDF宇賀神友弥の不用意なプレーで先制点を与えてしまう。前半4分、敵陣でのFKのチャンスがオフサイドに終わり、そのFKを神戸GKキム・スンギュが一気に前線へ送った。神戸FW小川慶治朗よりも優位なポジションにいた宇賀神だが、ボールをバウンドさせている間に小川に持っていかれ、そのまま小川がGK西川周作との1対1を決めて先制。早くも浦和はビハインドとなった。

 神戸のプレッシングの前に有効な攻撃ができていなかった浦和は同19分、右サイド深くからMF柏木陽介が折り返したボールが逆サイドまで流れると、攻撃参加した宇賀神が左足でゴールを狙った。シュートは上手くミートしなかったが、ゴール前に低く飛んだボールに反応したMF矢島慎也がコースを変えてゴールへ。矢島は今季、ファジアーノ岡山への期限付き移籍から復帰しての初ゴールとなり、1-1の同点となった。

 

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