順位変動で見るW杯南米予選「最終節のドラマ」 アルゼンチン歓喜、チリ悲劇の陰で悔やむのは…

“漁夫の利”を得られたパラグアイだったが…

 さて、ここまで名前の出てこなかった7位パラグアイだが、実は勝利すれば一気にペルーとチリをかわせるチャンスだった。しかし後半39分、ホームですでに予選敗退が決まっている最下位ベネズエラにまさかの先制点を許して万事休した。

 出場権を争った6カ国の最終順位は以下の通り。

2位 ウルグアイ(31)
3位 アルゼンチン(28)
4位 コロンビア(27)
5位 ペルー(26)
6位 チリ(26)※得失点差
7位 パラグアイ(24)

 最終的に最もジャンプアップしたのはアルゼンチンで、天国と地獄を分けたのはペルーとチリで、現南米王者が悲劇を味わった。そして“漁夫の利”を狙えたはずのパラグアイにとっては、なんとも悔やまれる結果となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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