「最悪」「失望」とハリルが怒り露わ 代表チーム酷評「監督をして、こんな試合初めて」

任命責任の自己批判も…「私自身に怒り」

 ハリル監督は、10日のハイチ戦から年内までに、主にJリーグでプレーする選手たちを注視したいということを明らかにしていた。来年3月には本大会へ向けたメンバーを固め始めることを明言している状況で、チャンスを与えた選手たちで組んだチームの機能不全に頭を抱えている。そして、自らの“任命責任”というべき部分で自己批判を行った。

「この2試合で約20人の選手を使った。この2試合ともビッグマッチは期待していなかった。ただこの2試合目に関しては、本当におかしいと思った。メンタル面での脆さが見えた。あまり出番がなかったとしても言い訳にはならない。もう少し違ったものを見せてほしかった。ディテールには入りたくないが、本当に最悪な試合をしてしまった。いろいろな意味で最悪だった。私は私自身に怒りを感じている。監督が第一の責任者だからだ」

 選手たちは口々に、前からプレスに行くのか、後ろで一度ブロックを作るのかの意思統一ができずに間延びしたことを反省点に挙げた。しかし、残り少ないチャンスとなったアピールの場で、ハリル監督の逆鱗に触れるパフォーマンスを見せてしまった選手たちにはさらなる厳しい声が飛んでいる。

 

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