ドルトムントSD、CL初戦の主審を批判 物議醸す判定「相応しいレベルではなかった」
CLグループステージ初戦トットナム戦、オーバメヤンのゴールがオフサイド判定
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは現地時間13日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦でトットナムと対戦。完全に力負けした印象の試合となったが、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールがオフサイドの判定となった場面は物議を醸している。
ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、試合を裁いたイタリア人レフェリーのジャンルカ・ロッキ氏を「この試合に相応しいレベルではなかった」などと痛烈に批判した。ドイツ紙「キッカー」が報じている。
1-2とドルトムントが1点ビハインドで迎えた後半11分に問題のシーンが訪れた。MFマフムード・ダフードが中央右よりの位置からクロスを送ると、ファーサイドでDFの背後をとったオーバメヤンは上手く抑えを効かせた巧みなボレーシュートをゴール右隅に突き刺した。
この場面でドルトムントの選手が3人ほどオフサイドポジションにいたものの、オーバメヤンはオンサイドから絶妙なタイミングで飛び出している。しかし、ロッキ氏は迷わずオフサイドと判定。CLではビデオアシスタントレフリー(VAR)が採用されていないこともあり、映像による検証も当然ないまま1-2で試合が再開された。
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