ドルトムント、ウクライナ代表FWヤルモレンコ獲得 デンベレの後釜に独紙「パーフェクト!」

21年6月末まで4年契約、背番号9 移籍金は32億6000万円

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは28日、ディナモ・キエフからウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコを獲得したと発表した。2021年6月末までの4年契約で、背番号は昨季までトルコ代表MFエムレ・モルがつけていた「9」となる。

 ドイツ紙「ビルト」によれば移籍金は2500万ユーロ(約32億6000万円)になるという。同紙は「パーフェクト! ドルトムントがウクライナのスター、ヤルモレンコを獲得」とレポート。バルセロナへ移籍したフランス代表FWウスマン・デンベレの件からほどなくして、新たな実力者の補強に成功した。

 27歳のヤルモレンコだが、これが初の国外移籍となる。2006年に加入し、2007年からトップチームでプレーしてきた名門ディナモ・キエフでは339試合に出場し、137ゴールをマーク。英雄アンドリー・シェフチェンコ氏(現ウクライナ代表監督)の引退したウクライナを牽引する存在で、代表でも69試合29得点と高い決定力を示している。クラブでは右ウイングとしてプレーしており、デンベレの後釜に打ってつけの存在と言えそうだ。

 ドルトムントの公式サイトでは、ミヒャエル・ツォルクSDが「アンドリーは何度も追いかけていた選手。クラブとウクライナ代表の両方で最高レベルのプレーをしている」と新戦力の能力を絶賛している。

 

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