バルセロナがテロ事件の被害者に敬意 開幕戦で団結強調の特別ユニフォーム着用へ 

20日の開幕戦ベティス戦で着用する特別使用のユニフォームをクラブが公開

 スペイン・バルセロナでは市内中心部にあるランブラス通りで起きたテロにより、これまでに13人が死亡、負傷者も合わせて110人以上の被害が出ていると伝えられている。20日にリーガ・エスパニョーラ開幕を迎えるFCバルセロナだが、カンプ・ノウで行われるベティスとの試合では「団結」を強調する特別ユニフォームを着用するとクラブ公式サイトで発表した。

 クラブによれば、今回のバルセロナのテロ事件、そして同じ日にカタルーニャ州カンブリスで起きた同様の事件の被害者に敬意を払うために特別仕様のユニフォームを着用することになったという。すでにスペインサッカー連盟からも許可が降りている。

 普段は選手の名前が入る背番号の上部には全員「BARCELONA」の文字となり、胸部分にはサプライヤーブランドのNIKEとクラブのエンブレムの間に「#TotsSomBarcelona(私たちみんながバルセロナだの意)」というハッシュタグが刻まれるという。

 また、ベティス戦では選手たちは喪章をつけてプレーし、試合前には1分間の黙祷も捧げられる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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