クロースを翻弄する姿にファンも興奮　「死ぬまで君が最高のプレーヤーだ」

　レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、13日のスペイン・スーペルコパ第1戦で退場処分を受けた際に、主審を手で押したことで5試合の出場停止処分を科された。チームにとっては痛すぎる離脱だが、ロナウド本人はビューティフルゴールの動画を発信して絶好のコンディションを保っていることを報告している。

　決勝ゴールを決めるも長期出場停止の厳罰が下されたロナウドについて、ジネディーヌ・ジダン監督をはじめ選手たちからも「処分は重すぎだ」との意見が続出している。シーズンオフの退団騒動に続いて話題を振りまく格好となったロナウドだが、本人の調子はいたって良好の様子。ロナウドが自身の公式インスタグラムで発信したトレーニングのワンシーンが、それを証明している。

　主戦場とする左サイド45度からトップスピードに乗ってカットインすると、マーカーのドイツ代表MFトニ・クロースを鮮やかなターンとステップワークで翻弄。そして最後は右足インフロントキックで蹴り出されたボールはカーブがかかり、ゴール右隅へと突き刺さった。

　このゴール動画に対してロナウドは、“ドヤ顔マーク”の絵文字を3つだけ並べるにとどめた。それに対してファンは「愛している」、「死ぬまで君が最高のプレーヤーだ」、「スーペル!!!」とのコメントを残し、投稿から1日経たない間に再生回数は800万回を超えている。

　練習中も豪快なゴラッソを叩き込むロナウド。ファンが見たいのはもちろん、ピッチ上での得点だが、今季もゴールラッシュを期待させる動画になったと言えるだろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images