インザーギ監督、本田のコンディションに太鼓判 「他の選手よりいい」

チェゼーナ戦の先発は明言せず

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督が22日のホーム、チェゼーナ戦を控えたアタッカー陣で、日本代表FW本田圭佑が最もコンディションがいいことを明かしている。
 ミラネッロで行われた記者会見で前線の選手起用について、指揮官は口を開いた。地元メディアは4-3-1-2システムへの変更と今季リーグ12ゴールでチーム得点王の元フランス代表FWジェレミー・メネズのベンチスタートを予想しているが、「なぜそんなことを言われるのかわからない。システムは関係ない。プレー態度とコンデイションがいいベストメンバーで臨む」と憤然としている。
 一方で、メネズとイタリア代表MFアレッシオ・チェルチについて「ジェレミーとアレッシオは共存できる。2人ともいいプレーをしている。ジェレミーは素晴らしいリーグを送って来た。とても懸命にプレーしている。アレッシオは練習ごとに成長している。アレッシオを信頼している。攻撃の選手たちはみんな元気なので、選択が難しい」と語っている。
 7日のユベントス戦に続くトップ下起用の可能性が浮上している本田については「常に準備できている。本田に関してはコンディションが他の選手よりいい」と説明し、「だから攻撃の選手たちがみんな元気。最終の練習で、4人の中で一番コンディションがいい選手を起用する」と話した。
 1月のアジアカップオーストラリア大会から復帰後は結果を出せていない背番号「10」だが、ポジションを争うライバルと比べ体調面で優位に立っている様子だ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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