R・カルロス、悪魔の左足は健在! 壁直撃で悶絶、弾丸FKに伊紙「相手を殺した」

現役時代を彷彿とさせる小刻みなステップから左足を一閃 壁に直撃して相手が倒れ込む

 “悪魔の左足”を持つ男のキックは今も衰えてはいないようだ。現役時代は超攻撃的なサイドバックとして、銀河系軍団のレアル・マドリードやブラジル代表などで活躍したDFロベルト・カルロスが、自身の公式インスタグラムに動画をアップし、強烈な一撃を紹介している。

 2012年に現役を引退し、現在44歳のR・カルロスは、スペインでアマチュアの試合に出場すると、ゴール左約25メートルのFKの際に満を持してキッカーを担当。相手は壁を4枚から5枚に増加し、かつて世界屈指の破壊力を誇った男のキックを止めるべく、果敢にもR・カルロスの前に立ちはだかった。

 現役時代を彷彿とさせる小刻みなステップから一気に加速すると、左足を一閃。放たれたボールは真っすぐ飛んで壁に直撃し、強烈な一撃を見舞われた相手は悶絶しながらピッチに倒れこんだ。

 スペイン紙「マルカ」は、「これがロベルト・カルロスのFKをブロックした時に起こること」との見出しで取り上げ、「シュートを阻止した後、痛みを伴って地面に倒れこんだ」と同情を寄せるかのように伝えている。またイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、「44歳だが、その左足はいつも破滅的なパワーを備えている」と称賛し、「『彼は相手を殺した!』とビデオ撮影者が冗談を言っている」と報じた。

 現役時に何度もFKを叩き込み、相手に脅威を与えてきたその左足には、いまだ“ミサイル”を搭載しており、壁に入る者を震え上がらせているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング