「ストライカー不足」とジダン監督が戦力低下を指摘 C・ロナウド去就には楽観「5日に合流」

モラタのチェルシー移籍決定を受けて、レアルFW陣の現状に言及

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、チェルシーへ移籍したスペイン代表FWアルバロ・モラタや移籍が取り沙汰されるFWクリスティアーノ・ロナウドについて言及し、「ストライカーが不足している」とチーム状況について説明した。スペイン紙「AS」が報じた。

 レアルは現地時間23日にアメリカ・カルフォルニア州のリーバイス・スタジアムでマンチェスター・ユナイテッドとインターナショナル・チャンピオンズカップで対戦する。ジダン監督は試合の前日会見で、モラタがチェルシーへ移籍したことで戦力が低下したと正直な思いを打ち明けた。

「それは確かだね。我々は昨季の彼のプレーを見ている。チームに多くのものをもたらしてくれた。今、チームにはストライカーが不足している」

 モラタは昨季、リーグ戦においてシュート55本で15ゴールをマークし、決定率27%という驚異的な記録を残した。これはシーズン10得点以上を決めた選手のなかでトップの数値だった。チームへの貢献度は抜群だったが、分厚い選手層に阻まれて確固たるレギュラーの地位を手にできず移籍を選択。指揮官も、その不在を嘆くことになった。

 

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