UEFA提訴にFIFAが逆批判「中傷キャンペーン」 W杯権益めぐる騒動泥沼化…FIFA側は「根本的欠陥」を指摘

FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長【写真:ロイター】
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長【写真:ロイター】

インファンティーノ会長の計画を巡る法廷闘争が泥沼化の様相

 国際サッカー連盟(FIFA)は欧州サッカー連盟(UEFA)に対し、「中傷キャンペーン」が行われていると激しく非難した。英放送局「BBC」は、ジャンニ・インファンティーノ会長が企てたワールドカップ(W杯)の権益売却計画を巡る両組織の対立について、FIFA側が米国の裁判所に反論の文書を提出したと報じている。

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 UEFAは先週、新会社「FIFAフォワード・エンタープライズ(FFE)」を通じた権益の売却案に関して、インファンティーノ会長の「刑事上の管理不十分」を主張し、証拠書類の開示を求める法的手続きを米国で開始していた。これに対し、FIFAは書類へのアクセス許可を延期または拒否するように求める文書を提出し、徹底抗戦の構えを見せている。

 同局によると、FIFAは法廷提出書類のなかで、UEFAの主張には存在しない外国の刑事手続きを支援するための「根本的な欠陥」と「法的な不備」があると指摘。FFEの設立はあくまで承認が必要な提案段階であったとしたうえで、「民主的なプロセスに参加するのではなく、プレスリリースを発表し、FIFAとその指導部に対する数週間にわたる中傷キャンペーンを開始した」と綴り、欧州側の姿勢を強く非難している。

 さらに記事では、FIFAがUEFAの行動を「経済的動機」に基づくものだと主張している点にも言及。小規模な国々が「欧州のエリートと競争するための資金力」を持つのを防ぎ、自らの市場支配力を維持しようとしていると指摘しているという。世界のサッカー界を牽引する両組織の対立は、法廷闘争を巻き込んでますます混迷を深めている

(FOOTBALL ZONE編集部)



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