モラタはメッシやC・ロナウドよりも上!? 英メディアが昨季の決定率を算出、その結果は?

決定率27%はリーガトップ、レアルにもたらした勝ち点もチーム2位

 レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタはチェルシー移籍でクラブ間の合意に達し、プレミアリーグ初挑戦を果たすことになった。欧州王者のレアルではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、フランス代表FWカリム・ベンゼマら攻撃陣の層は厚く、先発出場の機会は限られたが、昨季のシュート決定率は10得点以上を決めた選手の中で、リーガナンバーワンだったことが分かった。

 英公共放送「BBC」によれば、モラタは昨季シュート55本で15ゴールをマーク。決定率27%は、2016-17シーズンのリーガ・エスパニョーラにおいて、10得点以上を決めた選手の中でトップだったという。得点王に輝いた37得点のリオネル・メッシ(バルセロナ)、29得点のルイス・スアレス(バルセロナ)、25得点のロナウドら並みいるゴールゲッターたちよりも決定力は高かったのだ。

 さらに、モラタは自身のゴールによって、チームに勝ち点13をもたらしたという。これは不動のエースであるロナウドの「15」に次ぐチーム2位の好記録。厚い選手層の前に昨季はリーグ戦26試合出場のうち先発は14試合のみだったが、効率的な働きで貢献した。

 スペイン代表FWジエゴ・コスタがアントニオ・コンテ監督の構想外で放出が決定的とされる今、モラタにはエースとして大きな期待が懸かる。プレミアの舞台でもゴールという結果を残せるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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