ダービー観るなら宿敵に7ポンドを… 英国在住のマンCファンが直面する屈辱的状況とは
アメリカで開催されるマンチェスターダービーで、放映権問題が浮上
ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティは、現地時間21日にアメリカ・ヒューストンでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。プレシーズンマッチとはいえ、ダービーマッチということで世間の注目が集まるが、イギリス在住のシティファンはこの試合を観ることが困難な状況になっているという。
その理由は、試合の放映権にある。英紙「テレグラフ」によれば、ライブ中継を行うのはなんとマンチェスター・ユナイテッドの公式チャンネルである「MUTV」のみ。現地アメリカではスポーツ専門テレビ局「ESPN」がこの試合を中継するが、英国ではプレミアリーグ放映権を持つ衛星放送「スカイ・スポーツ」や「BTスポーツ」も放映権を持っていない。ヒューストンのNRGスタジアムへ足を運ぶことのできないファンが試合を観るためには、MUTVに登録し、視聴料7ポンド(約1000円)を支払わなければならないという。
シティファンは、これ以上ない屈辱に直面している。記事には「シティサポーターは違法のストリーミングを選択しない限り、チャンネル視聴のために7ポンドを支払う羽目になる」と記された。SNS上では「MUTVのプロモーションをするなんて信じられない」「一刻も早く(シティも)自分たちのチャンネルを開設するべきだ」など、シティファンによる抗議の声も飛び出していた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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