監督解任から2週間…異例の球宴出場「出てよかった」 決断の理由「自分に何万票も」

RB大宮の宮沢悠生監督「自分に何万票も入れてくださる方々に選んでもらった大会」
JリーグのオールスターDAZNカップが6月13日、MUFGスタジアム(国立競技場)で行われた。今シーズンのRB大宮アルディージャを指揮した宮沢悠生監督も、J2・J3 EAST-Bのコーチとして出場。ファン投票で選出されながら、5月31日に解任となってしまったが辞退せず。「出てよかったです」と笑顔を見せた。
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「本当にシンプルで、やっぱりファン・サポーターの方が選んでくださった何万票かが入っている。自分に何万票も入れてくださる方々に選んでもらった大会で、それはクラブが決めることではなくて、ファン・サポーターの方が決めたことに対して、自分が出させていただくというのは違和感はなかったです」
2試合目の後のミックスゾーンで、清々しい表情で語った宮沢監督。普段から意識しているのは、「ワクワクさせたい」という思い。「素晴らしい監督でも出られない方たちもたくさんいる」と迷うことなく決断し、「そこは僕のなかではそんなに違和感はなかったかなというところです」と、この日を迎えた。
結果こそ5位に終わったが、「出てよかったです」と断言。藤枝MYFCの槙野智章監督とコンビを組み、福島ユナイテッドFCのFW三浦知良らからも大きな刺激を受けた。「やれたこと、もっとやりたかったという悔しさ、不甲斐なさみたいなところも感じられたのは、出てよかったかなと思います」と噛みしめた。
槙野監督がブンデスリーガのFCケルンでプレーしていた2010年から2012年にかけ、宮沢監督も同じケルンで過ごしていたという縁もある。宮沢監督はケルン体育大学の学生だったため接点はなかったが、ともに戦う機会が巡ってきた。
「テレビで見てというか、僕はいち学生だったので、サッカークラブにどうやって入っていけるかというのを考えていたときに、槙野監督が(ケルンの)選手としていました。憧れではないですけど(たまたま同じ時期に)そういうプロの方がいたという、テレビの中のスター選手の1人だったという関係です」
5位・6位決定戦では槙野監督とカズが同時投入され、J2・J3 EAST-Bが大会を大いに盛り上げたのは間違いない。槙野監督のオーバーヘッドは空振りに終わったが、ベンチで見ていた宮沢監督も大興奮。スタジアムが笑顔に包まれた。
「俺とカズさんが行くしかないでしょ。それが一番盛り上がります。という話でみんな満場一致で。惜しかったですね。あそこで決まっていれば、俺らに1000万円もらってもいいでしょ。盛り上がったんじゃないかと、あのゴールが見られたら。お金が余っているなら、そこにくれてもという感じでした(笑)」
プロサッカー選手としての経験がないにもかかわらず、40歳という若さでJリーグの監督に挑戦する機会が巡ってきた宮沢監督。「明日からはフリーターです(笑)っていうのは冗談ですけど、もう少ししたら決まると思うので、皆さんにいい連絡ができると思います」。次のステップでの活躍にも期待したい。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)
















