バルサ幹部が今夏の大型補強を宣言! 「ビッグネームとの契約は必要だ」
クラブのオフィシャル誌でバルサ強化担当が語る 「来たがらない選手もいる」
バルセロナはリーガ・エスパニョーラ3連覇を逃し、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタら長年にわたって骨格を支えてきた中盤のメンバーが徐々に高齢化するなど、過渡期を迎えている。そのなかでクラブの強化を担当するロベルト・エルナンデスSDは、クラブのオフィシャル雑誌で「ビッグネームとの契約はもちろん必要だ」と、大型補強宣言をしている。
バルサはリーガとスペイン国王杯連覇、そしてUEFAチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げたルイス・エンリケ監督が今季限りで退任。後任にはアスレチック・ビルバオなどを率いたエルネスト・バルベルデ監督を招聘して新たなサイクルに入るが、エルナンデスSDは新指揮官についてこう話している。
「理論的に言ってしまえば、バルベルデが適応するためには一定の時間が必要だろうが、ただそれは長い時間かかるものではない。なぜならば、彼はフットボールの世界で生きてきた男だからだ。我々は数多くの情報を持っているし、見えないところで作業は動いているからね」
また同氏は「我々はチーム構成上、必要性のあるポジションがあるのは言うまでもないし、ビッグネームの契約は必要としているのだ」としている。その一方で「我々が直面している最大の難問は、我々のクラブが大きすぎる点だ。大半の選手がプレー時間を長く与えられるとは思っておらず、来たがらない選手もいるのだ」と、新シーズンに向けた補強について含みを持たせている。
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