バルサ下部組織で衝撃ゴラッソ! 60m弾を米メディアも絶賛「ヘラクレスのようなフィニッシュ」

開始直後、センターライン後方から放ったシュートは急激に落ち、ゴールを襲う

 バルセロナと言えば、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやスペイン代表MFアンドレス・イニエスタら数々の名手を輩出してきた下部組織「ラ・マシア」がクラブの根幹を成す。そのバルサのU-12チーム「アレビンA」の選手がキックオフ直後に衝撃的な約60メートルの“スーペルゴラッソ”を決めたことが話題になっている。

 バルサは公式FacebookやYouTubeでゴール動画を配信。ビジャレアルU-12との一戦、2-0とリードしたものの、1点を返されたキックオフ直後のことだった。センターサークルからのバックパスを大きく蹴り出したかと思えば、高弾道のボールはゴールマウスに向かって急激に落ち、相手GKをあざ笑うかのようにゴールラインを割った。ビジャレアルDF陣は信じられないとばかりに両手を上げ、バルサイレブンは驚愕のゴールに喜びに浸った。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」によると、このゴールを決めた選手の名前は、ジェラード・エルナンデス。キャプテンマークを巻いた少年の放った一撃について、次のように絶賛している。

「バルサU-12チームは『ティキ・タカ(リズム感あるパス回しの表現)』よりも効率的なルートに頼った。わずか2回のタッチ、数秒ですべてがスペースだった。フットボールには、これよりもダイレクトなプレーはあっただろうか。エルナンデスのヘラクレスのようなフィニッシュは、バルサのアレビンAを3-1の勝利に導くものとなった」

 各世代で将来を嘱望される選手たちが集うバルサの下部組織。そこに現れた新たな神童は、今後も注目を集めることになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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