今季9G7Aの日本人は「サッカーIQ高い」 ステップアップ確実か…代表OBも絶賛「神出鬼没」

【専門家の目|太田宏介】シント=トロイデンMF伊藤涼太郎が今季9ゴール目を記録
ベルギー1部シント=トロイデンは現地時間4月26日にプレーオフ1第5節でメレヘンと対戦し、4-1で勝利を収めた。先発したMF伊藤涼太郎は後半30分に左クロスからボレーシュートを叩き込んで今季9得点目をマークしたなか、元日本代表DF太田宏介氏が注目している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)
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前半は相手に先制を許す展開となり苦しんでいたが、前半終了間際に同点ゴールを奪うと、後半立ち上がりの5分に途中出場のMFライアン・マーレンのゴールで勝ち越しに成功。さらに1点を加えて迎えた同30分に伊藤が華麗な一撃を突き刺した。
中央でボール受けた伊藤は左サイドへ展開する。そして伊藤はゴール前へと走り込み、浮き球のクロスをダイレクトボレーで合わせると、強烈なシュートをゴール左隅に叩き込んだ。
「プレーオフ2戦目のゴールもそうでしたけど、得点を獲るエリア、タイミングを知っている。1人だけ反応して動き出しているじゃないですか。本当にサッカーIQの高い選手だなと思います。チャンスを感じ取る力は昔から凄かったですし、スーパーゴールも多いですけど、こういったところを堅実に決めきるのはさすがだなと」
28歳の伊藤はアルビレックス新潟から2023年夏にシント=トロイデンへ加入。1年目は27試合4ゴール、昨季は28試合2ゴールをマークしていた。そして今季は上位争いを繰り広げるチームを攻撃で牽引している。
「間違いなく伊藤選手を経由していい攻撃が始まるチーム。その中で伊藤選手がゴールを取ったのはすごく大きいですし、本当に今ものすごくいい状態にある。チャンピオンズリーグは難しいですけど、ヨーロッパリーグを狙える位置にいるので、このまま引っ張ってほしいですね。神出鬼没というか、こんなところに、ここも入ってくるのみたいな感覚を持っている選手なので、やっぱりアシストも素敵だけどゴールも取ってほしいですよね」
アシストも記録した伊藤はこれで今季公式戦34試合9ゴール7アシストとキャリアハイの数字を残しており、2桁ゴールに王手をかけた。今季限りでクラブとの契約が満了を迎えることもあり、ドイツのクラブからの関心など移籍の噂も伝えられているなか、今夏どのクラブへステップアップするのか、目が離せない。

太田宏介
太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。




















