レアルとC・ロナウドの対決姿勢が鮮明に クラブが鋭いジャブ「脅迫に屈することはない」

ロナウドの移籍決断を脅迫と糾弾

 レアルはロナウドの希望次第で2億ユーロ(約240億円)で放出する用意があるという。この高額ではマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンなど資金力が潤沢なクラブに交渉先は限定されることになる。

 レアル側はロナウドの移籍騒動に嫌気が指しているいるようだ。「ゆえに、このメロドラマに関しては、この脅迫戦略が勝利することはないと、マドリードが明確にしている。彼らはクラブが不公平に傷つけられたと感じている」と特集では報じており、ロナウドの移籍決断を「脅迫」と糾弾している。

 レアル上層部はロナウドが2013年シーズンに同じような悩みの種を生み出したことを忘れていないという。ウェールズ代表FWギャレス・ベイルがトットナムから当時のフットボール史上最高額の移籍金で加入した際、「不機嫌さ、不必要と見なされる瞬間を作り出した」と指摘されている。

 コンフェデレーションズカップを戦うロナウドの移籍報道は過熱の一途をたどっているが、レアルが鋭いジャブを浴びせた形だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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