「私は一切聞いていない」 ポルトガル代表監督、C・ロナウドのレアル残留を主張

サントス監督が一連の報道に待ったをかける 「どの情報源から来たものなのか」

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは地元マドリード検察から1470万ユーロ(約18億円)の脱税容疑で起訴されたことに端を発し、レアルからの即時移籍を決断した一方、ポルトガル代表の同僚に「移籍を決断した。撤回はしない」と断言したと報じられている。去就報道が過熱するなか、ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督は「私は一切聞いていない」と断言し、レアル残留を主張している。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 ロナウドはすでにレアルからの移籍を決断したと、欧州各国メディアは報じている。レアルの機関紙とも呼ばれるスペイン「マルカ」紙では、ロナウドがポルトガル代表合宿中に同僚に伝えた決意の言葉を紹介している。

「僕はレアル・マドリードから移籍する」「もう決心したんだ」「撤回はしない」

 移籍濃厚という一連の報道に、ポルトガル代表のサントス監督が待ったをかけた。

「この情報がどの情報源から来たものなのか、気をつけなければいけない。世界中に広がっているニュースについて私は聞いたことがない。もしくは、私は耳が不自由なのだろうか。私はそこまで聞き耳を立てているわけでもないが、どこが噂の出どころなのか注意しなければいけない。真実かどうか気をつけなければいけない」

 

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