ミランOB、退団決意のドンナルンマを批判 「サポーターから反感買った」と移籍先提言

かつてミランGKとしてプレーしたタイービ氏 「驚きの結末」と指摘

 ACミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは、2018年6月に契約満了となるなか、クラブとの契約を延長しない決断を下したと現地メディアで報じられているが、かつてミランのGKとしてプレーしたOBはその決断を批判している。イタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じた。

 退団を決意したドンナルンマの選択に異を唱えたのは、マッシモ・タイービ氏だ。1997-98シーズンにミランのゴールマウスを守ったOBは、「驚きの結末だね」と話し、その決断は「正しくないものだ」と指摘している。

「驚きの結末だね。このような結論に至ったのは、公正さを欠いて正しくないものだと感じる。彼はミランの下部組織で育ち、チームは良い契約を用意した。ミランの新しプロジェクトは機能しているように見える。下部組織から育った選手が、あと数年で新しく強いミランを復活させると感じるんだ。18歳の彼が新契約にサインすれば、ミランでさらに成長できただろう」

 そして、そのジャンルイジのファーストネームから、将来像となぞらえられるユベントスのイタリア代表守護神を例に出してこう語った。

「思い出してほしい。ブッフォンはユーベがセリエBに落ちてもチームを離れなかったじゃないか」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング