今季絶望のはずが…日本人が強行出場「起用せざるを得ない」 監督弁明「他に選択肢ない」

ハル・シティの平河悠【写真:REX/アフロ】
ハル・シティの平河悠【写真:REX/アフロ】

ハル・シティ平河悠が強行出場も、昇格プレーオフ圏内争いで痛恨の足踏み

 イングランド2部ハル・シティを率いるセルゲイ・ヤキロビッチ監督が、負傷者が続出しているチーム状況において、日本代表FW平河悠ら復帰途中の選手を起用せざるを得ない苦しい胸の内を明かした。地元メディア「Hull Live」が報じている。

 ハル・シティは現地時間4月18日に行われたリーグ第43節でバーミンガム・シティと対戦し、1-1で引き分けた。昇格プレーオフ進出を目指すなかで痛恨のドローとなったが、この試合の終盤には負傷により長期離脱していた平河が11試合ぶりにピッチへ戻り、戦列復帰を果たしている。

 チームは深刻な選手不足に直面している。マンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍中のMFトビー・コリアーが練習中の接触で足首を負傷し、今季絶望となった。ヤキロビッチ監督は「残念ながら、トビー・コリアーを失ったことで選手選考に多くの問題を抱えている。今シーズン全体が彼にとって非常に不運だ。信じられないよ」と嘆きを隠せない。

 相次ぐ主力の離脱を受け、指揮官は十分なコンディションにない選手を起用せざるを得ない状況だと言及している。「負傷から戻ってきたばかりの選手も数人いるが、私の意見では、彼らは(先発で)試合に出るには程遠い状態だ。しかし、一方で他に選択肢がないため、彼らを使わなければならない」と苦渋の決断であることを明かした。

 平河も11試合の欠場を経て、実戦感覚を取り戻す途上の段階にある。プレーオフ進出へ向けた勝ち点獲得が至上命令となる過酷な最終盤において、指揮官は平河らの個の能力に期待を寄せつつも、万全ではない状態での起用に慎重な姿勢を崩していない。急造の布陣でいかに結果を残すか、平河の勝負強さが試される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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