八百長疑惑解明へ アギーレ前日本代表監督が27日にも裁判所に出廷

アギーレ氏が裁判所へ

 日本代表監督を契約解除となったハビエル・アギーレ氏は、スペイン1部のレアル・サラゴサ監督時代の八百長疑惑に関連し、今月27日にスペイン・バレンシアの裁判所に出廷を命じられたと、スペイン地元紙「マルカ」が報じた。

 アギーレ氏は、負ければ2部降格の可能性のあった2010-11シーズン最終戦のレバンテ戦で八百長に関与した疑惑が浮上した。スペインの検察当局からは、バレンシア裁判所に告発されていたが、このたびそれが受理された。1月30日にアギーレ監督の代理人の元に通知され、日本サッカー協会は3日に契約解除を通告していた。

 ついにサラゴサの選 手、会長、幹部ら42人の証人に対する捜査が開始することが決まった。2月25日の初日にバレンシア裁判所への出廷を命じられたのは、当時のサラゴサ会長のアガピト・イグレシアス氏ら2人。アギーレ氏は、27日に召還されており、八百長に関する疑惑は今後解明されることになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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