ミラン本田の後継者にスウェーデン代表司令塔が浮上! 移籍に前向きな発言と伊紙

ライプツィヒで2位躍進に貢献した10番、FWフォルスベリの獲得をミランが狙う

 ACミランは日本代表FW本田圭佑が今季限りの退団を表明しているが、ドイツ・ブンデスリーガでライプツィヒの中心的存在として2位躍進に貢献した「10番」が本田の後釜に座る可能性が浮上している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

 ミランが獲得を狙っているとされるのは、ライプツィヒでリーグ戦8ゴールを決めたスウェーデン代表の25歳FWエミル・フォルスベリだと見られる。2列目から飛び出しての得点感覚や、キック精度の高さを生かしたクロス、時には直接FKも決めるゴールに直結したプレーを得意とするアタッカーだ。同紙によると、フォルスベリはミラン行きに前向きな言葉を残しているという。

「ミランは世界でも最も大きなクラブの一つだ。それに、彼らは興味深いプロジェクトを進めている。そして、王位に戻るために多くの調査や動きを見せているね。チャンピオンズリーグ(CL)に出るかはそこまで重要だとは思っていない。それより、自分がどのポジションでプレーするかの方が大事だね」

 フォルスベリはこう語り、来季にCL本戦へストレートインの権利を持っているライプツィヒと、UEFAヨーロッパリーグでの戦いになるミランとの違いは気にならないという。チャイナマネーを背景にビッグネーム獲得に動いた時のネックになるのが、ミランがCLの出場権を持たないことになるが、それを気にしないという意味でも獲得交渉が有利に働く可能性が高い。

 本田の退団により「10番」が空くことが決まっているミランだが、その後継者はドイツで輝きを見せたスウェーデンの司令塔になるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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