大学休止中で「まだわからない」 日韓戦に「喜びと誇り」…190センチの大器が迎える「成長の年」

流通経済大学のGKデューフエマニエル凛太朗「自分の中では課題だらけ」
第25回大学日韓(韓日)定期戦が3月15日、愛知県のウェーブスタジアム刈谷で行われ、全日本大学選抜が全韓国大学選抜に2-1で勝利した。この試合でゴールマウスを守ったのはGKデューフエマニエル凛太朗(流通経済大学)。安定感のあるプレーでチームの勝利に貢献した。
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安定感のあるプレーでゴールに鍵をかけた。ピンチを防ぐ好セーブに加え、ハイボールの処理も難なく対応。持ち前のキック力を活かしたパントキックが前線に届くと、スタンドに訪れた約1000人の観客からも「おぉ〜!」と歓声が響いた。
デューフにとっては大学に進学してから4回目の日韓戦となった。試合前のピッチには国旗が並び、国歌斉唱をするなど、大学サッカーとは違うシチュエーションでの戦いに喜びと誇りを感じながら臨んだという。
「個人的には1年生のときから日韓戦を4回経験してきて、やっぱりいつもとは違う雰囲気なんです。試合前から国歌があったりとか、国を背負って戦うっていうところに喜びと誇りを持ちつつ、『絶対に勝つ』っていう気持ちで臨んでました」
セットプレーから1失点したものの、DFラインとの関係性は良好で、大きなミスもなかった。それでも、失点シーンに目を向け、「やっぱり失点してしまったら評価は少し下がってしまうな」と受け止めた。それでも、決定機阻止の場面などを振り返りながら、「総合的に見て今日はオッケーかな」と笑った。
4月になると大学ラストイヤーを迎える。デューフがこの1年で成し遂げたいことは「チームを関東1部に戻すこと」。そして、この1年で選手として更なる成長を誓った。
「自分的には、3年生で部活を辞めちゃう選手が多いなか、4年生は『成長の年』『一番伸びる年』っていうのを、周りの選手だったりスタッフから聞いてるんで、この1年でぐーんと伸びたいなと思ってます」
憧れとするのは現在、セリエAのパルマで活躍する日本代表GKの鈴木彩艶だ。「よくプレーを見ますし、サイズ感も身長とか似てる部分はあるので、参考にしています」。森保ジャパンの守護神に近づくために、トライアンドエラーを繰り返している。
「自分の中では課題だらけなので、どっから潰していけばいいのか分からなくて、満遍なくやってるんですけど。やっぱりキーパーとしてシュートを止めることであったりとか、シュートストップの部分っていうのは磨きをかけつつ。トライアンドエラーを繰り返しながらやっていきたう。成長することに終わりはないと思ってるんで、そこはこの1年も取り組んでいきたいです」
所属する流通経済大学では、現在サッカー部が活動休止中。この選抜期間が「ありがたかったですね」と話すデューフだが、この先については、「今のところまだわからない」という。それでも、プロの舞台で活躍し、「4年後のワールドカップ」を目指したいと力を込める。
「大学からプロになって、そのプロで試合に出て活躍したい。自分個人の目標として、直近のゴールとしてはちょっと長めに見てるんですけど、今から4年後のワールドカップでメンバーに入って試合に出たいっていうのが、今の一番の目標です」
成長の年と位置づけたラストイヤーで、デューフがその可能性をどこまで広げられるか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)

















